真面目なサイト

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真面目太郎は時空移動船を起動させ、とある異世界に辿り着いた。
周囲は暗くなっており夜のようだった。
時空移動船は道のど真ん中に停めてしまったので右にずらして停車させた。

「この世界も不真面目な臭いがするなぁ。でもまずは先にこの世界に逃げたと思われる
改造生物を捕まえなくては!」

と、そのときだった・・・・・

「ケケケ・・・・俺を捕獲しにきたってわけか・・・・そうはいかないぜ!!」

後方から何者かが大鎌を地面に投げつけた。

「うおっ、危なっ!」

真面目太郎は真面目真剣のおかげでなんとか素早い大鎌をかわすことができた。
そして大鎌が地面に刺さった部分を基点とした黒い穴が開いたので真面目太郎は素早く
よけた。

「ケケケ・・・・もう少しで異界に送れたのによぉ」

そこにはカラスのように黒ずくめの鳥人が立っていた。
真面目太郎は改造生物探知レーダーで彼に向けるとレーダーに『809』というナンバ
ーが現れた。さらに彼の腕にも『809』という数字が発光した。

「お前は改造生物だな?」

「ああ、そうさ。お前らに改造されたせいでな・・・・・俺の名前はダークデスサイス
様よ。貴様を俺の大鎌で切り刻んで異界に送ってやるぜ!」

「大鎌でくるならこちらも武器を使わせてもらう」

真面目太郎は力を集中させた。

『我、中に十二の雷鳴の化身に成りて、呪われし漆黒の刃と化せ。汝、暴風に到りて冷
酷なる邪悪な灰水と化せ。出でよ!!聖なる我が十二番目の黒き魔剣グランド・メカト
ロニクス・ロイヤル・ジハード・イクシオン・エクスカリバー・スペシャル・エキストラ
・荒れ狂い次郎丸・・・・!!』

真面目太郎はそう言って時空移動船から竹刀を取り出し、ダークデスサイスを倒そうと
したのだが彼の大鎌により見事に竹刀は両断された。

「・・・・ならば」

真面目太郎は再び時空移動船からもう一本の竹刀を取り出した。

「二代目荒れ狂い次郎丸なり!それでは、いざ!!」

だが、またしても竹刀は両断された。

「こうなったら真面目真剣の新たな必殺技を見せてやんよ!」

真面目太郎は力を集中させた。

「真面目真剣奥義・・・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!!!


「真面目メタモルフォーゼ!!」


真面目太郎はそう言って時空移動船から異世界『夜の取引現場にて』
から手に入れた変身薬を飲んだ。

すると身体が徐々に変異し高校生くらいの少女に変身した。

「な・・・なんだ、その姿は・・・・?」

「俺の新必殺技・真面目メタモルフォーゼの力さ。俺は今やどこからどう見てもか弱い
女の子だ。そんな子に向かって攻撃できるはずがない!」

「くそっ・・・・。舐めやがって!!」

彼は躊躇した。真面目太郎はその隙を狙い・・・・・

「真面目パーッンチ!!」

「ぐはっ!!」

それにより改造生物(No.809)ダークデスサイスを気絶させた。それと同時に身体が再
び変異し少女の姿から元の自身の姿に戻った。

「どうやら元に戻ったみたいだな。少量だとこの程度の効果か」

真面目太郎は彼が気絶している間に改造生物探知レーダーに内蔵されている転送装置で
彼を真面目な世界に戻した。

「よし、後はこの不真面目な世界を変えるだけだ・・・・。ん・・・・誰か来た・・・・」

真面目太郎はダークデスサイスの持っていた大鎌を茂みの中に隠し、これからやってく
るこの世界の不真面目な根源を待ち伏せた。

おなにっき 第191話「異世界からの使者」


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