■あらすじ
いろいろな異世界を訪れる話。
■登場人物
・真面目太郎
どこにでもいる普通の真面目な主人公。中二病。戦闘力が高い。
改造生物(カスタミシア)を追うためいろいろな異世界を訪れる。
必殺技:真面目パンチ(割と普通のストレートパンチ)
武器:荒れ狂い次郎丸
戦闘力:139
・ブレッド
真面目太郎の大学の友達。薬学部在籍。生物化学研究所から逃げ
出した改造生物(カスタミシア)を追うためいろいろな異世界を訪れる。
戦闘力は一般男性よりも少し低い。薬の知識に詳しくいろいろな薬を作るこ
とができる。いろいろな薬を敵に投与させて相手の戦力を引き下げる。
特技:高速移動。メス投げ。各種白魔術(回復系)。
戦闘力:4.5
■設定(予定)
・改造生物(カスタミシア)
今から100年前、元々は世界征服のため『真面目な世界』に侵攻し平和
を脅かしてきた異世界人。彼らをなんとか回収し今後の世界平和の実現のため
に彼らを改造してきた。
■カテゴリ
異世界、SF、ファンタジー
■ストーリー
第1話「受験勉強」
第2話「時空移動船」
第3話「電話にでんわ」
第4話「熟睡」
・異世界放浪編
第5話「生物化学研究所」
第6話「新必殺技・真面目メタモルフォーゼ」
第7話「ブレッドの最初に訪れた異世界①」
第8話「ブレッドの最初に訪れた異世界②」
第9話「ブレッドの最初に訪れた異世界③」
第10話「荒れ果てた大地」
いろいろな異世界を訪れる話。
■登場人物
・真面目太郎
どこにでもいる普通の真面目な主人公。中二病。戦闘力が高い。
改造生物(カスタミシア)を追うためいろいろな異世界を訪れる。
必殺技:真面目パンチ(割と普通のストレートパンチ)
武器:荒れ狂い次郎丸
戦闘力:139
・ブレッド
真面目太郎の大学の友達。薬学部在籍。生物化学研究所から逃げ
出した改造生物(カスタミシア)を追うためいろいろな異世界を訪れる。
戦闘力は一般男性よりも少し低い。薬の知識に詳しくいろいろな薬を作るこ
とができる。いろいろな薬を敵に投与させて相手の戦力を引き下げる。
特技:高速移動。メス投げ。各種白魔術(回復系)。
戦闘力:4.5
■設定(予定)
・改造生物(カスタミシア)
今から100年前、元々は世界征服のため『真面目な世界』に侵攻し平和
を脅かしてきた異世界人。彼らをなんとか回収し今後の世界平和の実現のため
に彼らを改造してきた。
■カテゴリ
異世界、SF、ファンタジー
■ストーリー
第1話「受験勉強」
第2話「時空移動船」
第3話「電話にでんわ」
第4話「熟睡」
・異世界放浪編
第5話「生物化学研究所」
第6話「新必殺技・真面目メタモルフォーゼ」
第7話「ブレッドの最初に訪れた異世界①」
第8話「ブレッドの最初に訪れた異世界②」
第9話「ブレッドの最初に訪れた異世界③」
第10話「荒れ果てた大地」
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ブレッドは数多の異世界に散らばった改造生物を追うために時空移動船に乗り次なる世
界を目指した。
そして次に到着した場所は荒れ果てた大地だった。
周囲の家やビルは無残にも崩壊されており戦争の跡のような場所だった。
時刻は夕方の4時30分。
夕焼けが辺りの風景を血のように赤く染め上げ無惨な光景が強調された。
ブレッドは辺りを歩くとリスが足に怪我をしているのを発見した。
「怪我してるじゃないか。ちょっと待ってろよ。今手当てしてやるからな」
ブレッドは白魔術を使いリスを治療した。そのおかげでリスは治った。
と、そのときだった。
地面をドンドンと叩く大きな足跡がブレッドに近づいてきた。
「ぐへへ。未だ人間の生き残りがいたのか。この俺様が一人残らず殴り殺してやるよ」
「お前は・・・・」
そこには筋肉質な巨体ドラゴンが立っていた。
ブレッドのレーダーによると『改造生物 No.451 マッスルドラゴン 戦闘力:50』
と示されていた。
それは圧倒的な強さだった。
ブレッドの戦闘力は4.5であり一般男性よりも低い。まるで勝ち目がなかった。
「いくぜ、おい!」
マッスルドラゴンは早くも先制攻撃を仕掛けた。筋肉質な拳を地面に振り落とし大地を
揺さぶる・・・・。
それによりブレッドは身動きが取れなくなっている間、マッスルドラゴンはブレッドに
近づき何度でも拳で攻撃を繰り出した。
「オラオラオラ!!!」
「ぐはっ。なんて力だ・・・・」
「はははは。どうしたどうしたっ!!このひょろっとした腰ぬけ野郎が・・・・」
「ぶはっ・・・・!!」
「お前はとんだ腰ぬけ野郎だぞ。まだ赤子の手頸を捻ったほうがおもしれぇーぜ。ぐは
はは」
このドラゴンは相当口が悪いようだ。ブレッドはこのドラゴンの言動にイラッときた。
(このドラゴン、自信過剰でなおかつ性格最悪だな・・・・。仕方ない。アレを使うか・・・・)
ブレッドは素早さによりその場を一時退いた。
「オラオラ!!逃げてんじゃねーよ。このチキン野郎がっ!!俺様が喰っちまうぜ。まぁ
、お前さんを喰ったところでおつまみ程度にしか味わえないがな。ぐはははは!!!」
マッスルドラゴンはブレッドを余裕たっぷりな表情で探していた。
だが、そのときだった・・・・。
メスが高速で飛んできてマッスルドラゴンの胸部分に突き刺さった。
「・・・・ぐぐっ!!」
「当たったみたいだな」
ブレッドが遠くからダーツのごとくメスを投げつけたようだ。
良く見るとメスの先端には紫色の塗料のようなものが塗られており、それがマッスルド
ラゴンの体内に流れていく・・・・。
「なっ・・・・なんだこれは・・・・・!!身体が痺れるぅ!!」
マッスルドラゴンは一瞬の出来事で油断していたこともあり、それを避け切ることはで
きず見事に刺さってしまい身体が痺れて急に身動きが取れなくなってしまった。
「どうやら、ここまでのようだな」
ブレッドがマッスルドラゴンのもとに現れた。
「くっ、くそぉ。身体が痺れて動かねぇ。おい。この野郎!!てめぇ、俺様の身体に何
しやがったんだ?」
「とても良い質問だ。俺は薬学部出身でね。武道の心得は乏しいが、いろんな薬を作れ
る知識を持ってるんだ。メスにこの前作った薬を塗ってお前に刺したってわけだ」
「そうかよ。よくも俺に痺れ薬を刺してくれたな。そうと分かればこんな痺れ俺の筋力
で止めてやる」
「おいおい。何勘違いしてるんだ。俺が塗ったのは『痺れ薬』なんてちんけなものじゃ
ないぞ。・・・・それは『筋肉増強促進剤』といってね・・・・。その薬が体内に流れ込
むと筋肉が痺れ次第に増強され肥大化していく。その肥大化の力は絶大で肉体の極限と
耐性を超えてしまう・・・。そして限界にまで膨れ上がってしまった筋肉は爆発してし
まうんだ・・・・・・後のことは分かるよな・・・・?」
「なっ、なに・・・・!!」
するとマッスルドラゴンの筋肉は痺れとともに次第に肥大化していった。
「お前、卑怯だぞ!こんなもの使いやがって!!」
「いやいや、お前の巨体のほうが卑怯だと思うんだがな・・・」
マッスルドラゴンはさらに筋肉が増強され肥大化していった。
「なぁ、おい・・・・俺が悪かった。助けてくれ!!!」
「何を言ってるんだ?マッスルボディーが手に入ったんだし良かったじゃないか。それ
に人間よりも強いドラゴンともあろう者がそんなみっともない言葉を吐くべきじゃないぞ。
情けないだろ・・・・」
そうしているうちにとうとう肉体の限度を超えてしまった。
「ぐっ、ぐああぁぁぁぁあああああ!!!!」
マッスルドラゴンは身体を支えている筋肉はすべて大爆発を起こし、彼の筋肉はすべて
消滅してしまった。しかも筋肉は二度と元に戻らないようだ。
「あっ、あがががぁ・・・・」
それによりマッスルドラゴンの身体は極端に収縮され体系がガリガリに痩せてしまい滑
稽な姿となってしまった。
筋肉が完全消滅してしまったことで脂肪と臓器と骨だけになってしまい、マッスルドラ
ゴンは戦闘力のほうも『0.9』という数値がレーダーに示されており極端に減少し人間の
赤子以下となってしまった。
「・・・おっ・・・・おえの・・・きんいくがぁ・・・・・」
マッスルドラゴンは力を失い、滑舌が悪くなり言葉も上手く話せなくなっていた。
自慢の暴力的な拳も地面を思いっきり叩きつけると骨折してしまいそうなほど弱体化し
てしまった。
「そんな身体になってしまっては戦えないよな。今すぐ治療してやろう。俺、他にも良
い薬持ってるんだ」
ブレッドは治療と称しマッスルドラゴンの腕に薬品の入った薬を注射した。
「これは『期間不死の薬』といってね。この薬を注射後、しばらくの期間だけ何をさ
れても死なないんだ。だからこれからお礼をしておかないといけないね」
ブレッドはマッスルドラゴンの顔面にストレートパンチを何発もカマした。それにより
彼は死んでもおかしくないのだが薬の効能で一定の期間だけ死ぬことが許されなかった。
「うぐっ、うがぁぁぁああああ!!!」
「この世界を崩壊させてしまった責任は向こうできっちりととらせてもらうぞ。マッス
ルドラゴン(笑)・・・・」
そうしているうちにもマッスルドラゴンは気絶してしまい地面に倒れてしまった。
そして彼を『真面目な世界』に転送し帰ることにした。
「さてと。次の世界に向かうとしよう・・・・。ん?」
と、そのときだった。
先ほど助けたリスが懐いてきた。
「お前、一人ぼっちなのか。だったら俺についてくるといい。別の世界に連れていって
やるよ」
そうしてブレッドはリスを連れて時空移動船に乗りこの荒れ果ててしまった世界を去っ
ていった。
界を目指した。
そして次に到着した場所は荒れ果てた大地だった。
周囲の家やビルは無残にも崩壊されており戦争の跡のような場所だった。
時刻は夕方の4時30分。
夕焼けが辺りの風景を血のように赤く染め上げ無惨な光景が強調された。
ブレッドは辺りを歩くとリスが足に怪我をしているのを発見した。
「怪我してるじゃないか。ちょっと待ってろよ。今手当てしてやるからな」
ブレッドは白魔術を使いリスを治療した。そのおかげでリスは治った。
と、そのときだった。
地面をドンドンと叩く大きな足跡がブレッドに近づいてきた。
「ぐへへ。未だ人間の生き残りがいたのか。この俺様が一人残らず殴り殺してやるよ」
「お前は・・・・」
そこには筋肉質な巨体ドラゴンが立っていた。
ブレッドのレーダーによると『改造生物 No.451 マッスルドラゴン 戦闘力:50』
と示されていた。
それは圧倒的な強さだった。
ブレッドの戦闘力は4.5であり一般男性よりも低い。まるで勝ち目がなかった。
「いくぜ、おい!」
マッスルドラゴンは早くも先制攻撃を仕掛けた。筋肉質な拳を地面に振り落とし大地を
揺さぶる・・・・。
それによりブレッドは身動きが取れなくなっている間、マッスルドラゴンはブレッドに
近づき何度でも拳で攻撃を繰り出した。
「オラオラオラ!!!」
「ぐはっ。なんて力だ・・・・」
「はははは。どうしたどうしたっ!!このひょろっとした腰ぬけ野郎が・・・・」
「ぶはっ・・・・!!」
「お前はとんだ腰ぬけ野郎だぞ。まだ赤子の手頸を捻ったほうがおもしれぇーぜ。ぐは
はは」
このドラゴンは相当口が悪いようだ。ブレッドはこのドラゴンの言動にイラッときた。
(このドラゴン、自信過剰でなおかつ性格最悪だな・・・・。仕方ない。アレを使うか・・・・)
ブレッドは素早さによりその場を一時退いた。
「オラオラ!!逃げてんじゃねーよ。このチキン野郎がっ!!俺様が喰っちまうぜ。まぁ
、お前さんを喰ったところでおつまみ程度にしか味わえないがな。ぐはははは!!!」
マッスルドラゴンはブレッドを余裕たっぷりな表情で探していた。
だが、そのときだった・・・・。
メスが高速で飛んできてマッスルドラゴンの胸部分に突き刺さった。
「・・・・ぐぐっ!!」
「当たったみたいだな」
ブレッドが遠くからダーツのごとくメスを投げつけたようだ。
良く見るとメスの先端には紫色の塗料のようなものが塗られており、それがマッスルド
ラゴンの体内に流れていく・・・・。
「なっ・・・・なんだこれは・・・・・!!身体が痺れるぅ!!」
マッスルドラゴンは一瞬の出来事で油断していたこともあり、それを避け切ることはで
きず見事に刺さってしまい身体が痺れて急に身動きが取れなくなってしまった。
「どうやら、ここまでのようだな」
ブレッドがマッスルドラゴンのもとに現れた。
「くっ、くそぉ。身体が痺れて動かねぇ。おい。この野郎!!てめぇ、俺様の身体に何
しやがったんだ?」
「とても良い質問だ。俺は薬学部出身でね。武道の心得は乏しいが、いろんな薬を作れ
る知識を持ってるんだ。メスにこの前作った薬を塗ってお前に刺したってわけだ」
「そうかよ。よくも俺に痺れ薬を刺してくれたな。そうと分かればこんな痺れ俺の筋力
で止めてやる」
「おいおい。何勘違いしてるんだ。俺が塗ったのは『痺れ薬』なんてちんけなものじゃ
ないぞ。・・・・それは『筋肉増強促進剤』といってね・・・・。その薬が体内に流れ込
むと筋肉が痺れ次第に増強され肥大化していく。その肥大化の力は絶大で肉体の極限と
耐性を超えてしまう・・・。そして限界にまで膨れ上がってしまった筋肉は爆発してし
まうんだ・・・・・・後のことは分かるよな・・・・?」
「なっ、なに・・・・!!」
するとマッスルドラゴンの筋肉は痺れとともに次第に肥大化していった。
「お前、卑怯だぞ!こんなもの使いやがって!!」
「いやいや、お前の巨体のほうが卑怯だと思うんだがな・・・」
マッスルドラゴンはさらに筋肉が増強され肥大化していった。
「なぁ、おい・・・・俺が悪かった。助けてくれ!!!」
「何を言ってるんだ?マッスルボディーが手に入ったんだし良かったじゃないか。それ
に人間よりも強いドラゴンともあろう者がそんなみっともない言葉を吐くべきじゃないぞ。
情けないだろ・・・・」
そうしているうちにとうとう肉体の限度を超えてしまった。
「ぐっ、ぐああぁぁぁぁあああああ!!!!」
マッスルドラゴンは身体を支えている筋肉はすべて大爆発を起こし、彼の筋肉はすべて
消滅してしまった。しかも筋肉は二度と元に戻らないようだ。
「あっ、あがががぁ・・・・」
それによりマッスルドラゴンの身体は極端に収縮され体系がガリガリに痩せてしまい滑
稽な姿となってしまった。
筋肉が完全消滅してしまったことで脂肪と臓器と骨だけになってしまい、マッスルドラ
ゴンは戦闘力のほうも『0.9』という数値がレーダーに示されており極端に減少し人間の
赤子以下となってしまった。
「・・・おっ・・・・おえの・・・きんいくがぁ・・・・・」
マッスルドラゴンは力を失い、滑舌が悪くなり言葉も上手く話せなくなっていた。
自慢の暴力的な拳も地面を思いっきり叩きつけると骨折してしまいそうなほど弱体化し
てしまった。
「そんな身体になってしまっては戦えないよな。今すぐ治療してやろう。俺、他にも良
い薬持ってるんだ」
ブレッドは治療と称しマッスルドラゴンの腕に薬品の入った薬を注射した。
「これは『期間不死の薬』といってね。この薬を注射後、しばらくの期間だけ何をさ
れても死なないんだ。だからこれからお礼をしておかないといけないね」
ブレッドはマッスルドラゴンの顔面にストレートパンチを何発もカマした。それにより
彼は死んでもおかしくないのだが薬の効能で一定の期間だけ死ぬことが許されなかった。
「うぐっ、うがぁぁぁああああ!!!」
「この世界を崩壊させてしまった責任は向こうできっちりととらせてもらうぞ。マッス
ルドラゴン(笑)・・・・」
そうしているうちにもマッスルドラゴンは気絶してしまい地面に倒れてしまった。
そして彼を『真面目な世界』に転送し帰ることにした。
「さてと。次の世界に向かうとしよう・・・・。ん?」
と、そのときだった。
先ほど助けたリスが懐いてきた。
「お前、一人ぼっちなのか。だったら俺についてくるといい。別の世界に連れていって
やるよ」
そうしてブレッドはリスを連れて時空移動船に乗りこの荒れ果ててしまった世界を去っ
ていった。
この真面目なサイトもついにアクセス数が
雨の日も風の日もここまで続けることができて良かったです。
今後は21,000ヒット目指して頑張りたいと思います。
20,000ヒット突破
しました。雨の日も風の日もここまで続けることができて良かったです。
今後は21,000ヒット目指して頑張りたいと思います。
光は老人の全身をを包み次第に光は次第に消えていった。
すると・・・・
「うぅ・・・・・・・わしは・・・・いったい・・・・・」
老人の発作は止まり苦しそうな表情は消えていった。ブレッドの治療(白魔術)により
病が治ったようだ。
「お爺ちゃん、大丈夫?」
「小春・・・・小春かぁ。もう大丈夫じゃよ。いろいろと心配かけてすまんかったのぅ」
「んうん・・・・お爺ちゃんが元気になって良かったよ。それもこれもこのお兄ちゃん
のおかげなんだぁ」
そうしてこの幼女(名前は小春)は今までの経緯について説明した。
「おお、若いの。すまんかったのぅ。何から何までお世話になってしもうて・・・・」
「いえいえ、元気になって良かったっすよ。・・・・・んじゃあ、俺はこれで・・・・」
「・・・待ってくだされ。大したものはございませんが助けて頂いたお礼をさせてくだ
さらんか」
「お礼だなんて・・・・そんな・・・・・・」
とそのときブレッドのお腹が鳴った。
「しまった・・・。ご飯食うの忘れてたんだ・・・・・・・・。後で異世界に行った
ついでに何か買ってこようかな・・・・」
「食べ物でしたらたくさんございますよ。お礼にどうかのう?」
「マジか。それはありがたい。だったら頂くとしよう」
ブレッドは空腹に耐えかね魚や野菜の料理を御馳走になった。
そして老人の世話や小春と遊び相手になったりして時間が経過していった・・・・・。
「うおっ、もうこんな時間か。日が暮れる前に行かないとな」
「え、もう行っちゃうの?お兄ちゃん」
「ああ、ごめんな。ちょっとお仕事があってな・・・・」
「・・・またいつでも遊びに来てね」
「ああ、気が向いたらまたくるよ。・・・・・じゃな、元気でな」
「うん。私、いつでも待ってるから。ばいばい・・・・お兄ちゃん」
ブレッドはそうして小春らに別れの挨拶をして村を去り森へ行き時空移動船に乗りこの
世界を去って行った・・・。
すると・・・・
「うぅ・・・・・・・わしは・・・・いったい・・・・・」
老人の発作は止まり苦しそうな表情は消えていった。ブレッドの治療(白魔術)により
病が治ったようだ。
「お爺ちゃん、大丈夫?」
「小春・・・・小春かぁ。もう大丈夫じゃよ。いろいろと心配かけてすまんかったのぅ」
「んうん・・・・お爺ちゃんが元気になって良かったよ。それもこれもこのお兄ちゃん
のおかげなんだぁ」
そうしてこの幼女(名前は小春)は今までの経緯について説明した。
「おお、若いの。すまんかったのぅ。何から何までお世話になってしもうて・・・・」
「いえいえ、元気になって良かったっすよ。・・・・・んじゃあ、俺はこれで・・・・」
「・・・待ってくだされ。大したものはございませんが助けて頂いたお礼をさせてくだ
さらんか」
「お礼だなんて・・・・そんな・・・・・・」
とそのときブレッドのお腹が鳴った。
「しまった・・・。ご飯食うの忘れてたんだ・・・・・・・・。後で異世界に行った
ついでに何か買ってこようかな・・・・」
「食べ物でしたらたくさんございますよ。お礼にどうかのう?」
「マジか。それはありがたい。だったら頂くとしよう」
ブレッドは空腹に耐えかね魚や野菜の料理を御馳走になった。
そして老人の世話や小春と遊び相手になったりして時間が経過していった・・・・・。
「うおっ、もうこんな時間か。日が暮れる前に行かないとな」
「え、もう行っちゃうの?お兄ちゃん」
「ああ、ごめんな。ちょっとお仕事があってな・・・・」
「・・・またいつでも遊びに来てね」
「ああ、気が向いたらまたくるよ。・・・・・じゃな、元気でな」
「うん。私、いつでも待ってるから。ばいばい・・・・お兄ちゃん」
ブレッドはそうして小春らに別れの挨拶をして村を去り森へ行き時空移動船に乗りこの
世界を去って行った・・・。
「ふぅ~。終わった。さてと次の異世界にでも行くとするか」
「あのー。・・・・そこのお兄ちゃん。危ない所を助けてくれてありがとう」
ブレッドがその場を立ち去ろうとした時、幼女がブレッドにお礼を言った。
「なーに。別にお礼を言われるようなことはしてないさ。・・・・・それよりも足を怪我
してるじゃないか・・・・」
「これはさっき躓いたときに・・・・。あ、痛てて・・・!!」
「・・・・少しじっとしてろ!すぐに治してやるからな!」
ブレッドは手を幼女の足元の傷口にかざした。すると光が現れ傷口が徐々に収まりやが
ては消えていった。
「もう大丈夫だぞ!」
「あ、あれ・・・・?痛くない・・・。傷が治ってる!お兄ちゃん・・・すごい!!」
「まぁ、白魔術は大学の実習でよくやってたからなぁ・・・。ところでこんな深い森の
中で何してるんだ?」
「実はお爺ちゃんが病気で倒れてて村には薬がないからこの森で薬草を取りにきたの・・・。
だけどこの辺に生えてるはずだけど見つからない・・・・」
よく見ると周囲の草は誰かに喰われたかのような状態になっていた。
「見るからにさっきのあの改造生物がやったのか・・・・」
「どうしよう・・・。お爺ちゃんが助からない・・・・」
「仕方ない。俺を村に連れて行ってくれ」
「お爺ちゃんを助けてくれるの?」
「ああ、任せとけ!」
ブレッドは幼女に案内され村へ向かったのだが幼女は途中で息を切らしたのでブレッド
は幼女をおんぶし村へ行った。
そうして歩いて2時間ほど経って『稲麦村』という村に着いた。
そこに住んでいる村人たちは髪型は平成と変わらないのだが着物を着ており建物からし
て江戸時代のような雰囲気をしていた。
もしかしたらここは時間軸が同じで鎖国したまま江戸幕府がずっと続いている世界なの
かもしれないとブレッドは思ったのだがよく見てみると少しは西洋の物が合った。
開国はしたものの西洋の文化があまり普及されていないようにも思える。
(・・・だとすると俺の住んでいる世界とはまるで逆だなぁ)
ブレッドは心の中でそう呟いた。
「よし着いたぞ・・・」
ブレッドは幼女を下した。
そして幼女は病床の祖父の元へ連れていき、そこに行くと一人の老人が苦しそうに
そこに横たわっていた。
「はぁはぁ・・・・」
「お、おじいちゃん。大丈夫・・・・」
老人は息を荒げ発作を起こし苦しそうにしていた。
「うむ。症状のほうは了解した」
「本当ですか・・・?」
「ああ、俺に任せておけ!」
ブレッドは老人の肺のあたりに手をかざした。
すると・・・・・。
「あのー。・・・・そこのお兄ちゃん。危ない所を助けてくれてありがとう」
ブレッドがその場を立ち去ろうとした時、幼女がブレッドにお礼を言った。
「なーに。別にお礼を言われるようなことはしてないさ。・・・・・それよりも足を怪我
してるじゃないか・・・・」
「これはさっき躓いたときに・・・・。あ、痛てて・・・!!」
「・・・・少しじっとしてろ!すぐに治してやるからな!」
ブレッドは手を幼女の足元の傷口にかざした。すると光が現れ傷口が徐々に収まりやが
ては消えていった。
「もう大丈夫だぞ!」
「あ、あれ・・・・?痛くない・・・。傷が治ってる!お兄ちゃん・・・すごい!!」
「まぁ、白魔術は大学の実習でよくやってたからなぁ・・・。ところでこんな深い森の
中で何してるんだ?」
「実はお爺ちゃんが病気で倒れてて村には薬がないからこの森で薬草を取りにきたの・・・。
だけどこの辺に生えてるはずだけど見つからない・・・・」
よく見ると周囲の草は誰かに喰われたかのような状態になっていた。
「見るからにさっきのあの改造生物がやったのか・・・・」
「どうしよう・・・。お爺ちゃんが助からない・・・・」
「仕方ない。俺を村に連れて行ってくれ」
「お爺ちゃんを助けてくれるの?」
「ああ、任せとけ!」
ブレッドは幼女に案内され村へ向かったのだが幼女は途中で息を切らしたのでブレッド
は幼女をおんぶし村へ行った。
そうして歩いて2時間ほど経って『稲麦村』という村に着いた。
そこに住んでいる村人たちは髪型は平成と変わらないのだが着物を着ており建物からし
て江戸時代のような雰囲気をしていた。
もしかしたらここは時間軸が同じで鎖国したまま江戸幕府がずっと続いている世界なの
かもしれないとブレッドは思ったのだがよく見てみると少しは西洋の物が合った。
開国はしたものの西洋の文化があまり普及されていないようにも思える。
(・・・だとすると俺の住んでいる世界とはまるで逆だなぁ)
ブレッドは心の中でそう呟いた。
「よし着いたぞ・・・」
ブレッドは幼女を下した。
そして幼女は病床の祖父の元へ連れていき、そこに行くと一人の老人が苦しそうに
そこに横たわっていた。
「はぁはぁ・・・・」
「お、おじいちゃん。大丈夫・・・・」
老人は息を荒げ発作を起こし苦しそうにしていた。
「うむ。症状のほうは了解した」
「本当ですか・・・?」
「ああ、俺に任せておけ!」
ブレッドは老人の肺のあたりに手をかざした。
すると・・・・・。